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ニホンヤマイヌに類する立神逝く [土佐日本犬]

 平成13年8月1日に生誕した呼び名{タツチ}日保登録名ー赤龍女ー矢頭犬荘-13-1545ーは、約17年間実猟四国犬として、また、四国犬の本質を兼ね備えた唯一無二のニホンヤマイヌに類する資質、先に逝った

赤龍姫「呼び名Hanako」と同腹犬で、とても愛しい土佐の狩り犬だった。

 タッチょ安らかに眠って、クラツチの後を三途の岸辺に沿ってトボトボと、後を振り返り乍ら三途の川を登り詰めて、大好きな雲出川の源流、川上さんまで上って逝く実猟四国犬のニホンヤマイヌであつた。

 川上山には、姉犬のハナちゃんも脚を止めて待つているだろう。大洞マタギも、立て続けに最愛の狩り犬二頭を旅立たれ、愛しさが募るばかり、愛犬との別れは、妻との離別よりも辛く悲しい別れとなって小畑川の畔に埋葬す。哀悼の連鎖であつた真夏の日夜であった。

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オオボラマタギ

 生有るものの、年老いた狩り人の主人と伴に17年間使えてきたタッチは、銃猟犬としての生涯に目立つた活躍はなかつたが、四国犬として、また、土佐日本犬とした犬質と忠実さは、長年犬と伴に生活した中で、特に、心に遺るヤマイヌ体質の愛しい犬だつた。
 子犬のころ、分譲する時期に目立ちの無い子犬、六頭もの子犬を産み、短命で亡くなった幸姫は、タッチや花子と奥伊勢の深山霊谷を狩り場として、遠く奈良県境まで猟域にしていた誠の狩り犬だった。深い山でも一度も迷うことなくこの世からあの世に逝った愛しい愛犬たちだつた。
by オオボラマタギ (2018-07-17 18:09) 

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